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ファイナルファンタジーVI ゲーム概要 FFシリーズ第六作。 1000年前の魔大戦以降、魔法の力がなくなり機械文明が発達した世界観。 主人公が明確に決まっていないストーリーになっている。 「きかい」「ひっさつわざ」などの特殊コマンドが強力である。 この作品から女敵の数が目に見えて減ってくる。 しかしこの作品の「ゆうわく」は、従来と違い、喰らったキャラを戦闘不能になるか戦闘が終了するまで混乱させるという効果を持っている。 パーティアタックでもアイテムでも治らない。 味方ではガウやゴゴの「あばれる」をロフレシュメドウという花のモンスターでやると「ゆうわく」を出せる。 これがなんとラスボスにすら効く。自らの「はかいのつばさ」で破壊するラスボスの姿を拝める。 FF6の「ゆうわく」は、文字通り最凶の攻撃である。 敵で使用してくるのが殆ど居ないのが救い。 余談だが欧米版では、倫理規定により一部モンスターの露出が減っている。 ミスティ その他画像 攻撃方法 くろくぬりつぶす:単体を暗闇にする。 サイレス:対象を沈黙にする。 ブリザラ:氷系魔法。 サンダラ:雷系魔法。 ケアルラ:回復魔法。ダメージか回復を受けるとカウンターで使う事がある。 語録 備考 アウザーの屋敷にある絵が実体化したもの。 まほうレベル80と色も含めて同じグラフィック。 このグラフィックの敵は4種類とも、MPが0になると死ぬ為「魔法生物」である模様。 ヴァージニティ その他画像 攻撃方法 ホーリー:聖系魔法。 フレア:無属性魔法。 カッパー:対象をカッパにする。 ケアルラ:普通に使うほか、ダメージか回復を受けるとカウンターで使う事がある。 リレイズ:対象が戦闘不能になったら一度だけ復活させる。 プロテス:防御力アップ。 ブラインドタッチ:暗闇状態にする。 ファイガ:炎系魔法。 ブリザガ:氷系魔法。 サンダガ:雷系魔法。 エスナ:ステータス異常回復。 シェル:魔法防御アップ。 ヘイスト:行動速度アップ。 メテオ:全体にダメージ。ダメージか回復を受けるとカウンターで使う事がある。 語録 備考 ラストダンジョンに登場。魔法のエキスパート。 まほうレベル80 その他画像 攻撃方法 バイオ:毒系魔法。 ポイズン:毒系魔法。 ケアルラ:回復魔法。味方全員にリフレクがかかってると使用。 エスナ:ステータス異常回復。味方全員にリフレクがかかってると使用。 ヘイスト:行動速度を速める。味方全員にリフレクがかかってると使用。 ケアルガ:回復魔法。味方全員にリフレクがかかってるとカウンターで使用。 ケアル:回復魔法。味方全員にリフレクがかかってるとカウンターで使用。 リレイズ:対象が戦闘不能になったら一度だけ復活させる。味方全員にリフレクがかかってるとカウンターで使用。 ファイガ:炎系魔法。敵全員にリフレクがかかってると使用。 ブリザガ:氷系魔法。敵全員にリフレクがかかってると使用。 サンダガ:雷系魔法。敵全員にリフレクがかかってると使用。 ストップ:対象をストップにする。敵全員にリフレクがかかってるとカウンターで使用。 デスペル:魔法効果を打ち消す。敵全員にリフレクがかかってるとカウンターで使用。 ホーリー:聖系魔法。敵全員にリフレクがかかってるとカウンターで使用。 語録 備考 魔法しか使えない狂信者の塔に登場。 通常は攻撃魔法を主に使うが、味方全員にリフレクがかかってると回復魔法を主に使用する。 ミスティと色も含めて同じグラフィック。 ココ その他画像 動画 愛の宣告 ttp //www.youtube.com/watch?v=ZY5rk3_qtik 攻撃方法 カッパー:対象をカッパにする。 ドレイン:HPを吸収する。 ひらてうち:対象を沈黙にする。 愛の宣告:対象者は、使用者に対する物理攻撃を強制的にかばう。 語録 「わたしをまもりなさい」 備考 カイエンの夢の中に登場。 薔薇のエフェクトと「わたしをまもりなさい」のメッセージの「愛の宣告」が印象的。 これを喰らったキャラはココに対する物理攻撃をかばわせられる。 魔法攻撃や特殊コマンドの攻撃では、ココをかばわないのはご愛嬌。 チャーミーライド その他画像 欧米版 IOS版 a world reborn(IOS版海外MOD)版 攻撃方法 死のルーレット:敵味方問わずランダムに一人即死。 スリップシード:威力の高い物理攻撃。 レベル?ホーリー:レベルが現在の所持ギルの一の位の数の倍数の敵に、ホーリー。 こもりうた:対象を眠りにする。 死の宣告:カウント後、即死。 語録 備考 カイエンの夢の中に登場。 ココのような女敵も登場するため、カイエンは欲求が溜まってるんじゃないか。と言われる事がある。 海外版では女神やチャダルヌーク同様に露出が減らされセパレートタイプの水着のような恰好になり 何故か名前がCritic(評論家)という名前にされている。 しかしGBA版、IOS版では海外版でも日本版同様下半身裸の見た目にされており名前はAlluring Rider(魅惑の騎手) という名前にされている、下半身裸で騎乗位の体勢で跨っているためこちらは的確な名前である IOS版ではsfc版よりも多少胸が大きくなり下半身の描写も細かくなっているためFF6シリーズ内では 最も卑猥な見た目になったかもしれない 海外のIOS版MODのa world rebornでは跨っている女性が下半身だけ裸なのに疑問を持ったのか上半身まで裸にされ完全に全裸の姿にされた シヴァ その他画像 攻撃方法 リフレク:魔法を反射するバリアを張る。味方に使用。 ブリザト:氷系魔法。カウンターでも使用。 ブリザラ:氷系魔法。 ブリザート:氷属性ダメージ。 語録 「あなた方は誰……?」 備考 ガストラ帝国の魔法を搾り取られた幻獣の一人。 イフリートと交互に登場する。 チャダルヌーク その他画像 チャダルヌークの本体。この状態の時に攻撃を仕掛けるのがセオリー 欧米版 攻撃方法 ゆうわく:対象を永久混乱に陥れる。女神時のカウンター。 死の口付け:カウント後、即死。女神時のカウンター。 こもりうた:単体を眠りにする。女神時のカウンター。 ポルターガイスト:スリップにする。女神時のカウンター。 フラッシュレイン:氷&水属性攻撃。悪霊時に使用。 サンダガ:雷系魔法。悪霊時に使用。 語録 「この絵の女は、わしがいただいた……」 「そう簡単には返さないぜ……」 「死ぬまで味方をなぐりなさい」 備考 幻獣「ラクシュミ」の絵にとり憑いてた悪霊。 女神の姿と悪霊の姿を、交互に入れ替える。 悪霊の姿の時はオッサンである。 女神の時に攻撃すると、手痛いカウンターが飛んでくる上にHPも悪霊時に比べて高いので 悪霊の時に攻撃を仕掛けるのがセオリー。 めがみ その他画像 欧米版 攻撃方法 サンダラ:雷系魔法 サンダガ:雷系魔法 フラッシュレイン:氷&水属性攻撃 こもりうた:対象を睡眠に陥れる。 ゆうわく:対象を永久混乱に陥れる。 愛の宣告:対象者は、使用者に対する物理攻撃を強制的にかばう。 クラウディヘヴン:全体に死の宣告がかかる。これ以降はこの戦闘の間、HP0になるとゾンビになるようになる。 クエーサー:全体に防御無視ダメージ。青魔法。 語録 「死ぬまで味方をなぐりなさい」 「私を守りなさい」 「死しても呪いは消えぬ!」 備考 かつて魔大戦を引き起こした三闘神の一人。 ケフカに力を吸い取られた状態。 戦闘時は強制的に「はさみうち」で戦う。 「ゆうわく」「愛の宣告」「クラウディヘヴン」などの状態異常が極悪で、同じ三闘神である魔神や鬼神に比べると強く感じる。 HPが他の三闘神ほど高くないのが救い。 まりあ 左の女が「まりあ」 ちなみに右の男は「ねむり」 その他画像 攻撃方法 ホワイトウィンド:全体にHP回復 アレイズ:戦闘不能から完全回復 やすらぎ:対象を睡眠に陥れる。 やすらぎ(死に際):即死攻撃 語録 備考 ラスボスの第三形態のパーツの一つ。 全ての属性攻撃を吸収する。 なおゲーム中では「まりあ」という名前を確認する事は出来ない。 「ザ・コンプリート」などの攻略本のみで確認可能。 ちなみに第三形態の後ろにある女が「まりあ」である。 ラスボスのパーツって、名前あったんだ∑(゜д゜;)知らんかった! -- おにゃほにゃ@管理人 (2006-10-22 11 56 37) とりあえず解説入れときました。攻略本などで確認可能です。 -- 名無しさん (2006-10-24 00 45 03) シルビューヌ その他画像 攻撃方法 ゆうわく:対象を永久混乱に陥れる。 愛の宣告:対象者は、使用者に対する物理攻撃を強制的にかばう。 語録 「死ぬまで味方をなぐりなさい」 「わたしをまもりなさい」 備考 アドバンス版のみ登場。 女神のクラウディヘブンには「死しても私の愛は消えぬ」みたいなセリフがついてたきがします(うろ覚え) まりあの名はPS版おまけでも確認できます -- 最後に6やったの何年前だww (2008-06-22 16 28 49) 「死しても呪いは消えぬ!」では。 -- 名無しさん (2009-01-14 09 18 30) ドット絵としては小さく描かれているがチャーミーライドの上の女性をよく見ると露出した下半身を下のモンスターの背中に擦りつけているように見え、さらに頭を上に上げているためオナニーをしているどころか正直絶頂してイっているように見えるんですよね、 -- 名無しさん (2013-07-13 03 25 54) (上の追記)揚句に鞭まで持っているので、非常に卑猥な見た目であるためチャーミーライドは海外版では修正されても当然のモンスターの1体なんですよね、ドットであり当時とはいえむしろ全年齢ゲームなのによくこの見た目で日本は通ったなと思いますw -- 名無しさん (2013-07-13 03 31 22) FF6下ネタ大すぎ! -- 名無しさん (2018-01-26 18 31 48) 海外MODのa world reborn版のチャーミーライドは若干ドット絵の描き直しをされて全裸にされ乳首まで露出したためもはやFF6というよりはサキュバスクエストなどのセックスRPGに出てきそうな女モンスターになってしまったw -- 名無しさん (2021-09-09 09 44 11) 名前 コメント ファイナルファンタジーVI(召喚)
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ファンタジスタ杯 住所:アミューズメントファンタジスタ(岡山) この大会の特徴。 VFR 参加T 開催場所 開催日 第3回 vol.10 19 アミューズメントファンタジスタ(岡山) 2009.01.11(SUN) 第2回 vol.9 ファンタジスタ(岡山) 2007.11.11 優勝チーム 第3回 オランダ代表:オツナミ(LA)/フルスイング(LI)/マルコメX(AO)/とんかつ投手(LA)/キヨタカ(AK) 第2回 :()、()、()、()、() 大会レポート(☆は優勝者、◆は公式) サイト 第3回 ◆ ファンタジスタCUP VFR OFFICIAL WEB SITE VFR系の大会
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要塞の攻防 アプリリウスは交通の要衝にあり、砂漠に囲まれているとは言え大きな都市だ。地下水を汲み上げて都市に水路を巡らし、広場には噴水がある。元王宮を改造した帝国執政官府からも、外へ通じるゲートへと繋がる大きな広場の噴水が見えた。 「それで、行方は分かったのか。ディアッカ」 机をはさんで男が二人。 一人は軽装備の鎧の上に白いケープ。 もう一人は全身を鎧で包みマントを羽織っていた。 「それが、フェイスの話を総合するとだな、おそらく要塞につれていかれた」 「何も言わなかったのか、あいつは」 「言った所で本当のことだとは、思われないんじゃね?」 噴水の周りで遊ぶ子供達から目を逸らして、銀の髪をした男が窓の前にある大きなデスクに手を付く。その中から一つの書類を拾い上げる。 「ラクーナとか言うレジスタンスの女リーダーは何か吐いたのか」 「それについてはさっぱり。けどまあ、どう見たって死んだはずの王女だけどな」 「厄介な事だ」 指で書類を弾いて腕を組む。 ため息をついてまた窓の外を見つめるのは、言わずもがな、この執政官府で最も位の高い執政官。 「帝都はなんて言ってきたんだ?」 「つれて来いと言ってきた」 「へえ、真贋はっきりしないレジスタンスの女リーダーにしちゃ大した扱いじゃないか」 「どうする、イザーク?」 就任早々、レジスタンスの襲撃に遭うは、死んだはずのアプリル王女が生きているかも知れないは、その上、帝都では弟が行方不明だと大騒ぎ。どうせ飛ばすなら、もう少し楽な左遷先を用意してくれればいいものを。 イザークはそれは無理な話か、と肩の力を抜いた。この度の執政官就任は嵌められたようなものだからだ。 アプリリウスを見事、治めて見せよ。 とは言ったものの、体よい厄介払いであり、帝都から遠ざけ、あわよくばレジスタンスにどうにかされてしまえと言う目論見が透けて見えた。 随分と嫌われたものだ。元老院にも、兄にも。 ふふ、と笑ってまた窓の外を一瞥する。 巨大な建物の向こうに壮麗な王宮が聳え、建物と建物の間を小型飛空挺や乗り合い飛空挺が行きかう帝都とは大違いののどかな風景。 「確か要塞には今、フェイス・カガリが向かっていたな」 「・・・・・・そっちかよ」 2年前、バナディーヤ要塞での攻防戦の折に、ここアプリル王国とプラント帝国との間で停戦条約を結ぶと言う計画が進んでいた。勝ち目がないと悟ったクライン12世が帝国との和平交渉を進め、帝国が出した条件を飲む形で停戦条約が結ばれるはずだった。 ところが、条約直前にしてクライン12世は帝国に下るを良しとしない王国の徹底交戦派に暗殺され、最終的に王国は帝国に飲み込まれた。 その後、この悲劇の要塞は堅牢な作りを利用して極悪な囚人の牢獄として再利用されることになる。篭城を見越した造りは外からの侵入を許さない代わりに、中からの脱出も容易ではないからだ。攻防戦で損傷した地上部分を崩し、地下から地上へと出る通路を塞いでしまえば地下牢獄の出来上がりと言うわけだ。 明り取りの窓から光が入るが頑丈な鉄策で覆われ、絶えず帝国兵が見張っている。 乾いた砂と地下独特のかび臭い匂いに、シンは目を覚ました。 「ようやく気が付いたか」 「ここは・・・」 シンの視界には石作りの壁にもたれて横たわるアレックスだけ。 「バナディーヤ要塞だ」 「ここが・・・」 立ち上がって部屋を出る。何かの貯蔵庫だったろう部屋が幾つも並び、それぞれに囚人がいるが、部屋の鉄策は空いていた。だから囚人達は自由に地下の牢獄をうろついていた。一周して戻って来ると、アレックスが出て行ったときと同じ格好で壁にもたれていた。 「ミーアは?」 「出口を探してくるらしい」 「じゃ、俺も」 「うろうろするな。無駄な体力を消耗するだけだぞ」 腰をお下ろしたまま、偉そうに説教される。 「!・・・なんだよ。俺の勝手だろ」 シンは牢獄に収監されてしまったと言うのに、妙に余裕のある態度が気に入らなくてズンズンと部屋を出て行く。 俺だけでも出口を探し出して、こんな所抜け出してやる。 あんな奴、銃がなけりゃ何もできないじゃないか。 意気込みだけは一人前のシンだった。 改めてこのバナディーヤ牢獄の探索を開始してみると、色々なことが分かってくる。ここに収監されているのは極悪人ばかりでなく、単純に騙されて連れて来られた者や、未だに王国復興願う政治犯もいた。 とにかくぶち込んでおけ! と言った感じである。 基本的に囚人の動向にはノータッチで、その上、水も食料も配給されないと知って、この牢獄から出た者の話を聞かないのか、その理由を知った。 井戸は枯れていたので、雨水を溜める貯水槽が唯一の水源だが、雨などこの砂漠の真ん中でいつ降るというのだろう。 雨季の一時期の水が残っていたが、とても飲めそうな色をしていなかった。 ちらっと、アレックスの言葉が頭をよぎるが、シンは又すぐに出口の探索を始めた。体力を温存するよりは、体力のあるうちになんとしてしまおう派だったのだ。精力的に聞き込み調査をした結果、ある糸口を掴む。 一見無秩序に見える牢獄だが、確かに囚人達を暴力で押さえつけ、帝国兵に媚を売る囚人がいるのだ。 「この先は奴らの縄張りだ」 静止を振り切って足を踏み入れる。薄暗い地下で囚人達がたむろしている所は同じだった。シンが2・3歩進んだ所で上からものすごい音がして、頭上から囚人が振って来た。 「な、おい、大丈夫か!?」 慌てて駆け寄るが、他の誰一人として手を差し出そうとするものがいなかった。彼らが一斉にシンの後ろに視線をくべる。 「おい、小僧・・・そいつは俺様に楯突いた」 巨大を揺らすのは人間とはまた違った種族。 「だからって、殺すことないだろ!!」 「親分、このガキも楯突く気らしいぜ」 仲間が2人現れる。親分には子分が付物。 3人に囲まれて、シンは腰に手をやったのだが。 剣がない! そう、荷物は全部取り上げられてしまっていたのだ。 シンはとんでもないピンチと共に、彼らの闘技場へと引っ張り出されることになった。 「ああ、臭い。人間の匂いがぷんぷんする。俺様はこの匂いが大嫌いなんだよ」 しかも相手は木の棒に石を括りつけた斧を取り出してきて、ギリリと歯を食いしばって構えた、その時。じゃりと砂を踏みしめる音がした。 「ああ、確かに臭いな」 声はシンの後ろからした。地下の牢獄で暇しているはずのアレックス。 「何だと!?」 「お前の方が臭いって言っているんだ」 挑発してどうする。シンはアレックスに文句を言ってやろうと思ったけれど、何か考えがあるのかと静観したが予想は大きく外れた。 さらに手を差し出して、「さっさと来い」とばかりにくいっくいっと指で相手を招く。 「人間の分際でっ!」 「お前は豚野郎の分際だろう」 円形の闘技場になだれ込む親分子分3人とシン・アレックス組の乱闘が始まった。 ぶよん。 脂肪の感触に鳥肌が立つも何とか子分の一人を殴り倒す。闘技場の周りには野次馬が集まって来ていて、やんややんやの騒ぎに発展していた。普段は剣でやっつけるところを全くの無手で殴る蹴るの戦いに息切れする。同じく素手で戦っているはずのアレックスを気にする余裕もなかった。 突如、視界に子分が入ってくる。 間髪いれずに右ストレートが入り、倒れる前に回し蹴りで闘技場の壁まで吹っ飛んでいた。子分が一人、びくともせずにドサリと伏す。 空賊って・・・野蛮だ。 フッと鼻で笑って、今度は親分に向かって手招きをする。 「この野郎がぁ」 振り回した斧を蹴り上げて、バランス崩したところで足を引っ掛ける。巨体を支えられなくて後ろに倒れる所に、ちょうど良く振ってきた石の斧を掴んで振り下ろす。 シンは思わず目を瞑っていた。 惨事を覚悟して目を開ければ、斧は豚親分の頭のすぐ横に突き刺さっていて、アレックスが立ち上がる所だった。 「なあ、アレックス。あいつ・・・」 「ちっ、シン、こっちだっ!」 いきなり手を引っ張られて驚いていると、闘技場の入り口に鉄策が降ろされようとしていた。何とか滑り込んで間一髪閉じこまれるのを免れたと思ったら、今度はガチャガチャと鎧の音が複数。 闘技場を取り囲んでいた野次馬達を退けて姿を現したのは、鎧の集団を引き連れた、さらにいかつい鎧を着けた帝国兵だった。帝国兵の前にざっと出てくる男が2人。1人は金髪、もう1人はオレンジ頭だった。 その姿をみてアレックスが舌打ちする。 「あらー。あいつら性懲りもなくアレックスの尻を追い掛け回しているのね」 「・・・ミーア」 闘技場の入り口でミーアが待っていた。 身を潜めて、アレックスがオレンジ頭の男達の背後に居る、一人だけ違う鎧姿の帝国兵を見る。 「フェイスマスターがなぜこんな所に」 フェイスマスターならシンも良く知っている。 帝国には各部隊に必ずフェイスと呼ばれる現場監督がいて、現場を取り仕切る権限を持つ。そのフェイスを束ねるのがフェイスマスターであり、帝国の法の番人と呼ばれていた。強大な権限を有し、一人で立法、軍事力の行使を含めた裁定を下すことができる。 「手配中の空賊はいたのか?」 「いや、上手く隠れたみたいで。別を当たりますか」 金髪頭が答える。 「そうするのだな。私もこのようなくだらない事で時間を無駄にしたくない」 数人しかいない彼らは皆、特徴的な鎧を身に纏い、およそ法の番人とは程遠い格好をしていた。目の前のフェイスマスターは2本の渦巻く角を持つ兜を被り、マントを翻して去っていく。 「まるで死刑執行人だな」 アレックスの評通り、フェイスマスターは全土で帝国の力の象徴として恐れられていた。フェイスマスター達が去ってこの場の緊張がほぐれると、ミーアがアレックスに伝える。 「風の流れる先を見つけたわ。でも」 「でも?」 「用心しないと駄目よ」 少しだけ低く答えたミーアの答えにアレックスも意味深に返す。 「シードを感じる・・・か」 3人はミーアに連れられて要塞の奥深くへと進んだ。 「封印魔法の扉。シードの発生源はこれか」 「ええ、私では手出しができなかったけれど、さっきのフェイス達が開けてくれたようね」 全ての魔法の源・シード。 途中で奪い返した荷物を確認しながら、シンは二人の会話を聞き流す。少ないがシードを使いこなし、魔法を使える人たちがいる。傷を治したり、炎や氷を作ったり、とにかく奇跡を起こすことができる。 空気中に含まれるシードを集めて魔法を使うのだといわれているが、魔法の使い方を知らないシンには良く理解できない。 帝国兵との接触を避けて進んだ先から声が聞こえてきて、3人はさっと身体を隠す。 「何て言っているんだ? 聞こえない」 「しっ、黙ってろ」 突き出したシンの頭を押さえてアレックスが小声で話す。 3人は出口と睨んでたどり着いた要塞の最深部で、フェイスマスターと遭遇した。重要な囚人を収監しておく特別な場所で、フェイスマスターが鳥かごの中の囚人と話をしているようだった。 「少し痩せたか? キラ」 「君もね」 「知っているか。アプリリウスではまた暴動騒ぎだ。なんと、死んだはずの王女が今度のリーダーらしい」 ガチャリと鎖が揺れたようだった。 「何もできない自分が、口惜しいか?」 「君こそ、こんな所で油を売っていていいの?」 「フン、何を言おうと、お前には何一つ守ることはできないのだからな。祖国を裏切ったように!」 ガチャリと鎧がこすれあう音がして一団が去っていく。 「帰るみたいよ」 「風の出口は、あの鳥かごの下か?」 鳥かごの下? 見た所大きな井戸の上にぶら下げてあるようにしか見えないから、シンは首を傾げる。 「うわ、戻ってきた」 「急ぐぞ」 急ぐって何処にだよ! 走り出したアレックスとミーアについていくが、鳥かごの中の囚人に声をかけられた。 「君達、ここから脱出するの?」 「だったら何だと言うんだ」 シンが答えるより早く、アレックスが答えていた。今までになく機嫌が悪い感じだ。 「待って。僕も連れっていって」 「じゃあ、こうしようか」 そう言ってアレックスが鳥かごの杭を蹴り倒した。 鎖の音と共に鳥かごが落下し、シン達3人は慌てて鳥かごに飛び乗った。 「またこのパターンかよーーーっ!」 シンの叫び声が小さく木霊して、鳥かごもろとも要塞の最深部から姿を消した。 いてて。 肩や足がジンジンと痺れていて、身体中の痺れで目が覚めたようなものだった。シンは身を起こすと崩れた岩肌とひしゃげた鳥かごを見つけた。 うわ、中の奴大丈夫かよ。 思わず心配してしまうほどの壊れようだったが、当の囚人は何事もなく逃げ出してシンよりも早く気がついていたようだった。 「風はあっちに流れていくわね」 「また、だいぶ遠そうだな」 「もうアレックスには道案内を頼まないわよ」 「分かっているさ」 うんざりした声音のアレックスが立ち上がると、ミーアが地下道の先へと目を凝らした。 「坑道かしら。電気配線があるわ」 「要塞の地下は坑道に繋がっていてアプリル砂漠に出ることができる」 3人が一斉に囚人を見た。 「詳しいんだな。確かお前、あのフェイスにキラと呼ばれていたな。どういう知り合いだか・・・」 アレックスの独り言を制して、名乗りを上げたその名。 「僕はキラ・ヤマト」 アプリル滅亡を作った男。 「キラ・ヤマトって!」 「ああ・・・お前が裏切り者のヤマト将軍とはね」 2年前、和平を模索した国王を弑逆した将軍ではないか。 徹底抗戦を唱えたタカ派のトップ。噂に悪名高い将軍にこんな所でお目にかかれるとは思ってもみず、シンはまじまじとそのキラという男を見てしまう。驚いたのは皆同じだったのか、ミーアは思いっきり口に出してしまっていた。 「生きていたのねえ」 「あれは僕じゃない」 「男の言い訳はみっともないな。本当に将軍なのか?」 「じゃあ、誰だって言うんだよ」 「それなら、2年前の真実を話せば信じてくれるかな」 シンの好奇心は頭を擡げて、脳裏で2年前の歴史を思い浮かべていた。 和平への道を絶たれたアプリル王国は、要塞攻防戦後に砂漠で玉砕し、無条件降伏となったはず。その際、将軍は討ち死にしたと伝えられていたが。 嘘だったのだろうか。 目の前の男は本当に、本物なのだろうか。 キラ・ヤマトと名乗る男の口から語られた真実にシンは絶句し、ミーアは息を呑む。そして、アレックスは眉をひそめた。 「双子の姉が将軍に化けて国王を暗殺。その罪を擦り付けた・・・そんな話、誰が信じる」 嘘も休み休み言えという内容だが、シンにはなぜかそれが全くの作り話とは思えなかった。 「信じてもらえなくてもいい」 「じゃあ、なんで話したんだよ」 シンの突っ込みにキラはなぜか謝る。 「ごめん」 「いい年した男が『ごめん』とか言うな。気持ち悪い」 やってられないとアレックスが歩き出し、ミーアが苦笑して後に続く。残されたシンがキラを即して立ち上がらせた。 「彼は・・・?」 「あいつはアレックスって言って空賊。口は悪いし、手も悪いし、手配中だし、絶対、あーゆう空賊にはなりたくないね」 「ふぅん」 キラの伺うような視線を知らずに、シンは手招きした。並んで歩き出すと、相手のほうが少しだけ背が高かったが、身体はずっとがっしりしていた。 「で、君は誰なんだい?」 「俺は。シン」 坑道にも巣食った野良動物や、仕掛けられた様々なトラップがあったが、将軍を騙るだけのことはあって、キラ・ヤマトがめっぽう強かった。意外と早く、大した支障もなく砂漠に出ることができた。 久しぶりの地上に、シンは大きく息を吸った。 「ぶはっ、げほげほ」 砂交じりの熱い空気は冷たい地下の空気に慣れたシンの肺には少し刺激的だったようだ。咳き込んで涙目になったシンを、アレックスとミーア、そしてキラまでもが笑いながら見る。 それからアプリリウスへと戻る道中は、意外にも和気藹々と進んだ。 アプリリウスの噴水の前で別れるのが少し寂しいくらい。 「とにかく上手い物。冷たい酒」 「やだアレックス、まるっきり酒場の親父じゃない」 「じゃあな、シン。あれについては、いつか貰いに行くから」 ミーアと歩いていく先は酒場が集まった界隈で、このままさよならすればもう二度と会うこともないだろうと思ったのに。 「覚えていたのかよ」 そうは問屋が卸さなかった。 「僕もこの辺で」 「アンタも気をつけてな。すっげえ重要参考人なんだから」 「そうだね。じゃ」 南のダウンタウンへと歩いていく元将軍も街の人ごみに紛れてしまえば、とてもそうは見えなかった。 シンは今一度大きく息を吸い込んで、噴水の水で口の中をすすいだ。 袖口で顔を拭いてて、噴水の向こうに見える元王宮を見上げる。 兄上、びっくりするだろうなあ。 あっ、でも昼間っから会いに行っても仕事の邪魔になるか。 シンが思案していると噴水の向こうに、シンを王宮へと誘ったスティングとアウルがいた。 「そういや、ステラ・・・無事だったかな」 金髪の少女を思い出して、彼らのほうに回り込む。 その様子を金髪頭とオレンジ頭のコンビが見ているとも知らずに、シンはスティングとアウルを呼び止めた。 戻る 次へ ああ、段々長くなる・・・すんません、オレンジ団一人減りました。
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さまーがーるふぁんたじー【登録タグ GUMI きむた さ 曲】 作詞:きむた 作曲:きむた 編曲:きむた 唄:GUMI 曲紹介 きむたです。夏っぽい曲を書いてみました。頭脳明晰、運動神経抜群の女の子。そんなスーパーガールの、ひと夏の片想い。(作者コメより) GUMIが歌う爽やかな青春ソング。 絵をNancy氏、ギターをぐちょぽい氏が手掛ける。 歌詞 (動画字幕から書き起こし) 唐突ですが私 かなり優等生なんです。 赤点なんて一度も 考えたことないです。 放課後は運動場で ハードルを跳んでます。 周りからは 「スーパーガール」 なんて呼ばれてます。 だけれどね ひとつだけ 思い通りにならないの どうしたらいい? 教えてよ 白のスニーカー 土を蹴って 真夏の青空の下 走る私の心を キュッと締め付ける 頭ん中パンクしそうなほど あなたのことが 大好きなのよ I wish 振り向いて Lookin' my love 気がつけば期末テストが 近づいてます。 とりあえず机には 向かってみるけれど どうしても 何しても 集中力が散漫で うまくいかないものですね 熱る体 風を切って 広いグラウンド駆け抜ける 前だけを見てゴールを 目指せばいいのに 頭に過るあなたの顔 何もしなくちゃ 変わらないなら I say 届けてよ Just sweet my words たとえ恋のハードルが高くても 跳ぶのが私の仕事です。 跳び越えて見せましょう 走り抜けて見せましょう 「スーパーガール」なんだから 熱い頬に光る汗 まさに真夏のファンタジー 他の子にフライング なんてさせないわ 高鳴る鼓動 弾む息 あなたの胸に 飛び込みたくて I love you! 跳び続けるの 諦めないよ私だって 盲目に走っていきたいの Catch you! 捕まえてみせるわ コメント 名前 コメント
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年表 年表(ゲーム本編開始前) 前作 今作 年表(ゲーム本編開始前) 七耀暦 クロスベル リベール王国 その他の国家・勢力 先史 《幻の至宝》誕生クロイス一族含め多くの人が《幻の至宝》を崇める 実験都市《リベル=アーク》(《七の至宝》の1つ《輝く環》) 古代ゼムリア文明の繁栄女神から《七の至宝》を授かり七派に別れる 0頃 《幻の至宝》消滅 《輝く環》の封印セレスト・D・アウスレーゼにより建国 0頃 《大崩壊》古代ゼムリア文明の崩壊 ~500 リベール王国軍編成 《暗黒時代》500年間大小様々な国家、勢力による戦いが続く 500頃 《七耀教会》の登場 700頃 D∴G教団興る? 900頃 IBC創業 国土が現在の形に近くなる 教会により《古代遺物》の無断所持、不法使用が禁止される 1110 貴族制度の廃止 カルバード共和国誕生 1134 クロスベル自治州成立 1148 マルコーニ誕生 1150頃 《導力革命》 1153 ストレガー社創立 1154 現クロスベル市庁舎完成 レマン自治州にてエプスタイン博士死去 1155 A・ラッセル博士によるオーブメント技術の提唱 エプスタイン財団設立 1157 ツァイス技術工房設立 カシウス・ブライト誕生 1162 アリシア2世即位(20歳) ガルシア・ロッシ誕生 1166 セルゲイ・ロゥ誕生 1168 世界初の導力飛行船が完成 1174 アリオス・マクレイン誕生 技術工房がツァイス中央工房(ZCF)へ改名 1175 サヤ・マクレイン誕生 飛行船公社の設立 《聖杯騎士団》設立 1176 ガイ・バニングス誕生 1177 ダドリー誕生 定期飛行船《セシリア号》就航 1178 移動工房船《ライプニッツ号》竣工 ノーザンブリア大公国に《塩の杭》出現 1179 ツァオ・リー誕生ノーザンブリア大公国崩壊 1180 グレイス・リン誕生 ツァイス中央工房移築 ゲオルグ・ワイスマン七耀教会に入信 1181 セシル・ノイエス誕生 1182 イリア・プラティエ誕生 1183 ランディ・オルランド誕生 1184 ヴァルド・ヴァレス誕生クロスベル駅完成アルカンシェル完成 大陸横断鉄道開通 1185 ロイド・バニングス誕生《クロスベルの鐘》が中央広場に飾られる ZCF自然科学・医学研究部門を設立 ヨシュア・アストレイ誕生ワイスマン封聖省に入省 1186 エリィ・マクダエル誕生ノエル・シーカー誕生 エステル・ブライト誕生 1187 フラン・シーカー誕生 カルバード領海での客船事故により皇太子夫妻死去 ワジ・ヘミスフィア誕生リーシャ・マオ誕生 1189 ヘンリー・マクダエル市長就任 1190 ZCF、エプスタイン財団と導力ネットワーク構想発表 ティオ・プラトー誕生 1191 レン・ヘイワース誕生 1192 クロスベル通信社フューリッツァ賞受賞 エレボニア帝国が宣戦布告(百日戦役)レナ・ブライト死去 ハーメルの悲劇 1193 リベール=エレボニア間の講和条約締結 ルフィナ・アルジェント、従騎士になる? 1194 エリィの両親・離婚マクダエル市長再選IBC本社ビル移転 1195 ワイスマン七耀教会より破門ティオが《D∴G教団》に拉致される 1196 マルコーニがルバーチェ商会5代目会長就任《黒の競売会》1回目開催 レン《D∴G教団》に拉致される《泰斗流》リュウガ師父、弟子ヴァルターとの試合にて死亡 1197 ヨシュアがブライト家の養子となる 結社によりレンが《楽園》から救出される 1198 ティオ、ウルスラ医科大学に数ヶ月入院 《D∴G教団》殲滅作戦ルフィナ・アルジェント殉職ケビン・グラハム《守護騎士》拝命 1199 ガイがティオをレミフェリア公国へ護送サヤ・マクレイン死去アリオスが警察官を辞職コリン・ヘイワース誕生マクダエル市長再選 1201 ガイ・バニングス殉職 情報部設立レクターが王立学園を中退 1202 ミシュラムにテーマパーク開設ワジがテスタメンツを結成 「空の軌跡FC」「空の軌跡SC」リベール・共和国・帝国の不戦条約締結 ランディ猟兵団を抜ける?帝国遊撃士協会襲撃事件 1203 ランディ、警備隊に入隊?オズボーン帝国宰相非公式訪問黒月貿易公司クロスベル支部開設レン、人形工房に滞在開始 「空の軌跡SC」「空の軌跡 the 3rd」 東方人街にて猟兵団《赤い星座》と《黒月》の抗争エステル&ヨシュア、帝国で「審判の指輪」事件を解決(プレストーリーコミック) 1204 エステル・ヨシュア・レン帰国 前作 時期 出来事 参考 1ヶ月前 不良たち、ルバーチェの勧誘を受ける 3月初旬 2週間前 アルモリカ村の魔獣被害 3月中旬 3日前 不良たちが襲撃を受ける 3月29日 0日前 聖ウルスラ医科大学の魔獣被害 4月1日 【基準】 ロイドがクロスベルに帰郷 4月1日 2日後 旧市街で喧嘩の仲裁 4月3日 5日後 「喧嘩の仲裁」解決、鉱山町マインツの魔獣被害 4月5日 1週間後 第1章 4月中旬 1ヶ月+3週間後 《アルカンシェル》に脅迫状が届く 5月下旬 2ヶ月後 第2章 6月 3ヶ月後 第3章 7月(5日間) 3ヶ月+1週間後 インターミッション 7月中旬 3ヶ月+2週間後 《蒼の錠剤》が出回る、各所で異状が散見され始める 7月下旬 4ヶ月後 第4章・終章 8月 8ヶ月後 クロスベル市長選挙 11月 今作 七耀暦1204~1205年 序章前 特務支援課、一時解散 CDドラマ内・前作エピローグと同期 序章 ロイドたち、共和国内アルタイル・ロッジでアーネストを逮捕 前項から約一ヶ月 1章 特務支援課、新メンバーで再始動 序章から2日後 2章 オルキスタワー完成 西ゼムリア通商会議 1204年初秋・1章末から2週間 テロ事件発生。実行犯は死亡あるいは拘束される インターミッション ロイドたち、ミシュラムで羽を伸ばす 3章 猟兵団がマインツ方面を占拠。支援課と警備隊の尽力により猟兵団は撤退 4章 クロスベル市襲撃事件 クロスベル独立の是非を問う住民投票が行われる クロスベル、国家独立宣言。ディーター市長、大統領に就任 帝国、共和国ともに混乱状態に 帝国・共和国 軍事介入するも撃破される 断章 ロイド、留置所から脱走 4章末から1ヶ月 終章 マクダエル議長、独立国無効宣言 クロスベル市開放作戦、ディーター大統領逮捕 湿地帯に碧の大樹が出現 特務支援課、大樹攻略。大樹は消滅 終章後 エレボニア帝国、内戦終了 エレボニア帝国、新体制でクロスベルに侵攻 1208? クロスベル自治州、エレボニアの占領から解放
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年表 1990 ファイアーエムブレム暗黒竜と光の剣 伝説の始まり。主人公マルスと個性豊かなキャラクター達が登場。ゲーム画面を見せない一風変わったCMを見せた。 1992 ファイアーエムブレム外伝
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ファンタジー剣士バトルロワイアル ここは創作作品に登場する剣士っぽいキャラクターでバトルロワイヤルをする企画スレッドです。 【現行スレ】 ファンタジー剣士バトルロワイアル 第三章 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1281446123/ 【前スレ】 【避難所:専用したらば掲示板】 http //jbbs.livedoor.jp/otaku/13953/ 【まとめwiki】 http //www35.atwiki.jp/irohahifumi/ ページ最上部へ
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上から順に年表にしてみた。 ちなみに左端の数字は当サイトでのカービィ、メタナイト、デデデ大王の年齢です。 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 71627 デデデ大王食べ物強奪事件(初代) 夢の泉事件 81728 闇の一族襲来(一回目) 91829 メタナイトの逆襲 101930 太陽と月が大喧嘩 闇の一族の来襲(二回目) 112031 can t heal scars 122132 リップルスターを救いに行く 132233 鏡の国を冒険 142334 152435 162536 ドロッチェ団来襲 172637 182738 192839
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作詞、作曲、編曲:傘音 唄:初音ミク 翻譯 Mochitsuki_Nai 迎來分別 即使寂寞 卻還是不可思議的聯繫著喔 是約定的話 就不是謊言喔 想著你的那個季節 一點也不安定 焦急的我的心 描繪了你的樣子 傳達到遠方 讓它在黑暗中響起 你在某處的某個地方 現在 微笑著 在愛之中 不會結束的 被這麼說服著 在沒有不安的夢中 好懷念 好溫暖 感覺到了你的溫度 迷路的森林 迷宮之中 在某處 尋找著你 搖晃著的鼓動 讓聲音響徹 你用淡淡的 清澈的雙眼 演奏著兩人的愛 一直一直 願意待在我身邊 但是啊 永遠是不存在的喔 眼淚落下 將此擦去的我的那雙手 總有一天夢會迎來終結 這麼告訴我 傳達到遠方 讓它在黑暗中響起 你在何處的 某個地方存在著 並不希望就此結束 一直一直 不會忘記妳 你在何處的某個地方存在著 在閃耀的愛之中
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ジャンルを現代ファンタジーに指定して、みんなでリレー小説を書きましょう。 一人の人が続けて書くようなことは、極力控えましょう。 二人の人が交互に書くことも控えましょう。 世界観と主人公だけ先に決めておきます。その他の設定、登場人物については、自分で作るようにしましょう。 +++ 「――お前、今、嘘吐いたろ」 舞台は現在の日本の首都――東京某所の百日紅(さるすべり)大学。 そんな大学での平々凡々な日常に満足していた彼までもが、凡人というわけではない。 相手の表情、声質、雰囲気、言葉、口調、仕草――どんな些細な変化でも、彼は気付くことができる。そしてそれはそのまま、彼が嘘か真かを判断できる能力になり――。 突如現れた正体不明の怪人怪物! それにひょんなことから立ち向かうことになった彼が持つ武器は、無尽蔵の勇気と嘘発見能力のみ! 以上、世界観。 +++ 以下、主人公。 出雲 琉 (いずも りゅう) 男 19歳 身長、体重、共に並。 性格は割りと冷静。 だが家族や友人に関わることになると、感情的に、あるいは本能的に行動する。 相手の嘘が見破れる。 ただし、その相手が言葉を発している間に限る。 (つまり、文字に書いた嘘の言葉は、嘘とは見抜けない。) 青夢絵里 その日は確かに晴天であった。 「……眠い」 大きな窓から差し込む暖かい光を浴びて、そんなことを言う彼。 はたから見ればほのぼのとした光景だが、しかし――現在進行中で、彼は講義を受けている真っ最中なのである。 彼の言葉が先生に届くことはないだろうが、どっちにしろ彼は不真面目であった。 しかし、彼は。 不真面目過ぎないのだ。真面目過ぎないのだ。 変人ではないのだ、天才ではないのだ。 ただの一人の――学生なのだ。 春風夢乃 「眠い眠い眠い眠い眠い寝る」 と、暇つぶしに書いて見る。 睡魔は相変わらず、襲ってきてるようだ。 しかし、書いていないと本当に寝そうなので、書き続けていたら、 いつの間にかノートいっぱいに書いてしまった。 「(せめて、黒板に書いてある事は書いとかなきゃ)」 『眠い』を消して、黒板の文字を写す。 †hap しかしまた、黒板の文字を写し終わると睡魔が襲ってくる。 というか書いてる途中ですら眠かった。次の講義は出ないでおこうか。 ふと視線を前にやると、前方で声を張り上げる教師の姿。 「……だから、必然的にここは……」 黒板の漢文を指しながら、返り点がどうだのと言っている。 皆がそれですらノートに取るので、自然とその学生もノートを取る。 が、「その教師の仕草から『うろ覚え』で言っている事を知った」彼は、 その横に小さく『うろ覚え』と書き込んだ。 §key 講義を終えて帰路につく。 昼に入ったせいか、キャンパスは多少混雑していた。友人との会話に盛り上がる人、恋人との電話でお昼を誘う人、教師に捕まえられて何やら説教を喰らってる人、多種多様だ。 --でさ~、昨日はめっちゃ忙しかったんだって! 『嘘』 --うわ~、今日の合コン楽しみだなぁ。 これも『嘘』 世の中は嘘で蔓延している。単なる噂話や偶然耳に入った他人の会話に嘘を見出だすこの能力に対して彼はいい加減うんざりしていた。どうしても他人と距離を置いてしまうのはこれのせいだ。 ルンシィ 「俺が『けーえー学部』に行ったからって、スネんなよ!な?リュー!」 自転車を引きずる彼に軽い口でポンポンと肩を叩き陽気にそろって歩く男がいた。 男の名前は、上代 陣(かみしろ じん)。彼こと、琉の小学校からの幼馴染である。口は軽いが、真剣な時は口が重い。故に今の今まで「友達」として付き合ってこれたのかもしれない。 「な!?バーロー!俺はただ……」 琉はとっさにコロコロと転がる車輪を見つめた。 「お!コレ、『ろっぽうぜんしょ』ジャン!早速買ったのかよ!法律学部め!ヘヘ……どれどれ?」 何となく、そう言われると六法全書ごときに恥ずかしさを覚え、陣の指先から取り戻した。 nao2333 そんなくだらない、だがとても温かな会話を繰り広げる彼らの少し先で、彼らと同じように2人の男性が、しかし彼らとはまったく違う会話をしていた。 「あなたの名前、住所、職業は何なのですか?」 2人の男性のうちの一方、その服装から警察官だと判断できる男はそんなふうな質問されるのが適切だと誰もが思うであろう格好をした、もう1方の男性にそう質問した。 「茂木 大鬼(もてぎ だいき)。 住所は○○市、××・・・。 職業は人間。」 たぷたぷとした腹をさらけだし、顔に真っ赤な液体をこびりつかせた薄汚い格好の男は若干相手を馬鹿にしたような返答を真面目全開という顔でした。 もし、この男のさきほどの言葉を琉が聞いていたら、彼はこう気付いただろう、男の言葉は全て『嘘』であると。 そう、『人間』という言葉でさえ嘘だと。 §key それからの琉と陣はキャンパスを出て近くの喫茶店で軽く昼食を取っていた。そこは琉のバイト先だ。 珍しく琉が奢ってやる、というので陣は喜んで随伴した。 「お前、この間俺の家に来たんだって?」 琉が自分のナポリタンをつつく。 「あぁ、回覧板だ。呼び鈴鳴らしたら球(たま)ちゃんが出たぞ」 陣が琉のナポリタンをつつく。 「その時、お前…妹に何か言った? 昨日帰ったら、やたらとチラ見してきたんだけど」 ムッとした琉は陣のカルボナーラをつついて、口に運んだ。 「あぁ、付き合って下さいって」 「ぶはっ!」 「て、うわ!汚ぇなお前…」 †hap 「あ、いや、悪い……」 軽く咳き込みながら、机に無様に散ったカルボナーラを適当に寄せ集めた。 (嘘、じゃないのか……) 冗談で言ったのだろうが、言ったこと自体は本当のようである。 しかしこのままではずっと気にしそうなので、聞いてみた。 「……冗談だろ?」 「んだよ、当たり前だっつの」 「……そか」 なんとなく、息を一つついた。 ルンシィ 「そういや、おめえ、『都市伝説』とかって興味あるか??」 次はとられまいとしてカルボナーラを口いっぱいにして口の中の空気のわずかな通り道を使いフガフガ言った。 「都市伝説?」 琉はそんな今時流行らないものに今も興味津々な陣に興味を持てなかった。が、妹の話から出来るだけ離したかった。陣は信じてはいるが、嘘が出た時の失望は計りしれないからだ。 「そそ!!怪人の都市伝説!!」 陣はカルボナーラをやや口からもれだしながら続ける。